Orageから、ブランド初となる1kg前半の軽量コードレス掃除機「Orage ST17」が登場しました。
本体重量は約1.2kgとかなり軽量。それでいて自動ゴミ回収ドック付きモデルも用意されており、価格はなんと1万円台後半程度。
最近増えている「軽量コードレス掃除機+自動ゴミ回収ドック」という組み合わせですが、この価格帯で実際の清掃性能はどこまで使えるのでしょうか。
今回は実際にOrage ST17を使用し、操作性や吸引性能、カーペット清掃、排気などをチェックしました。
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Orage ST17とは?
Orageは日本のブランドで、製品の製造は中国で行われています。 現在の家電業界では珍しくない、日本企業が企画・販売し、中国で製造するスタイルです。
ST17の本体構造を確認すると、モーターやダストカップなどをまとめたオーソドックスな構造で、近年の軽量コードレス掃除機でよく見られるレイアウトを採用しています。
最大の特徴は、約1.2kgという軽さと自動ゴミ回収ドックを両立していることでしょう。
Orage ST17のスペック
| 項目 | Orage ST17 |
|---|---|
| 本体重量 | 約1.2kg |
| 最大駆動時間 | 約20分 |
| フィルター | HEPAフィルター |
| 充電時間 | 2.5時間 |
| 自動ゴミ回収ドック | 対応 |
| 実売価格 | ドック付きで1万円台後半程度 |
スペックでまず目を引くのは、やはり約1.2kgという軽さです。
国内メーカーの軽量コードレス掃除機でも1kg台前半の製品はありますが、ST17はそこに自動ゴミ回収ドックを組み合わせています。
さらにドック付きで1万円台後半程度という価格設定はかなり安く、コストパフォーマンスを重視した製品と言えます。
一方、最大駆動時間は約20分なので、長時間の掃除を想定したモデルではありません。 軽さを活かして短時間でサッと掃除する使い方との相性が良さそうです。
実際にOrage ST17を使って検証
ここからは実際にST17を使用して、操作性や清掃能力をチェックしていきます。
検証中の様子については動画から切り出した画像を掲載。
操作性|1.2kgの軽さと自走式ヘッドがかなり使いやすい
実際に使って最初に感じたのは、ヘッドの動きがかなり軽快だということです。
自走式ヘッドを採用しているため、約1.2kgという本体重量以上に軽く感じます。 前後の動きだけでなく小回りも利きやすく、ヘッドの安定感も良好でした。
軽量モデルではヘッドが軽すぎて挙動が不安定になる製品もありますが、ST17については軽さと安定感のバランスが比較的うまく取れています。

運転音|やや甲高く、静音性重視ではない
運転音についてはやや甲高い音が目立ちました。
静かな掃除機という印象ではないため、早朝や夜間に使用する場合は少し気になる可能性があります。
軽量性や価格を優先したモデルなので、静音性については割り切りが必要でしょう。
吸引性能|軽量モデルとしては強いが完璧ではない
吸引力については、1.2kgクラスの軽量掃除機として考えれば比較的強いと感じました。
一般的な床掃除であれば十分実用的な性能ですが、すべてのゴミを完璧に回収できるわけではありません。
特に気になったのが、ヘッドでゴミを弾いてしまった場合です。 一度ヘッドの外側へ弾かれたゴミについては、横方向から吸い込む力が弱く、ほとんど回収できませんでした。
そのため、壁際や大きめのゴミなどではヘッドを当て直す必要が出る場合があります。

壁際・角の清掃|ブラシがしっかり汚れを擦る
壁際や角については、ヘッドブラシがしっかりと汚れを擦っていました。
単純に吸引力だけで回収するのではなく、回転ブラシで汚れをかき出してから吸い込むため、角に溜まったゴミにも比較的対応しやすい印象です。

カーペット清掃|汚れの除去性能は良好
カーペットでの清掃性能は良好でした。
軽量コードレス掃除機ではフローリングは問題なくても、カーペットに入ると清掃能力が大きく落ちる製品があります。
ST17については回転ブラシがしっかり仕事をしており、カーペット内部の汚れも比較的よく回収できていました。
フローリングだけでなく、ラグやカーペットがある家庭でも使いやすいでしょう。
排気性能|検証では綺麗な状態を維持
ST17はHEPAフィルターを搭載しています。
実際に排気について確認したところ、今回の検証では排気は綺麗な状態を維持していました。
吸引性能だけでなく、吸い込んだ細かなホコリを排気側へ漏らしにくいことも掃除機では重要なポイントです。
ブラシノズル|角度が自動で変わる機構が便利
個人的にかなり使いやすいと感じたのが、ハンディ掃除で使用するブラシノズルです。
ST17のブラシノズルには、使用する場所に合わせて角度が自動的に変化する機構が採用されています。
家具の上や棚、細かな場所などを掃除するときに、いちいちノズルの角度を調整する必要がありません。
地味な機能ですが、実際に使ってみるとかなり便利でした。 ハンディクリーナーとして頻繁に使う人には特に評価したいポイントです。

Orage ST17を実際に使って感じたメリット・デメリット
良かったところ
- 約1.2kgで非常に軽い
- 自走式ヘッドが軽快で操作しやすい
- ヘッドの小回りと安定感が良好
- 軽量モデルとしては吸引性能が高め
- カーペットの清掃性能が良好
- 検証では排気が綺麗だった
- 角度が変化するブラシノズルが使いやすい
- 自動ゴミ回収ドック付きとしては価格がかなり安い
気になったところ
- 運転音がやや甲高い
- 静音性を重視する人には向かない
- ヘッドで弾いたゴミを横から吸い込む能力は弱い
- 最大駆動時間約20分と短め
- 清掃能力は高めだが、上位クラスの掃除機ほど万能ではない
まとめ|1万円台の軽量+自動ゴミ回収モデルとしては面白い
Orage ST17を実際に使用してみると、最大の魅力は「約1.2kg」「自走式ヘッド」「自動ゴミ回収ドック」「1万円台後半程度」という組み合わせです。
特に操作性は良好で、自走式ヘッドの軽快さと小回りの良さは日常的な掃除で大きなメリットになります。
清掃能力についても、軽量モデルとしては比較的強く、特にカーペットの汚れもしっかり回収できていました。 排気性能についても今回の検証では良好な結果です。
一方で、運転音はやや甲高く、ヘッドで弾いたゴミを横方向から吸い込む力が弱いなど、価格なりに気になる部分もあります。 最大駆動時間も約20分なので、広い家を一度に長時間掃除したい人には向きません。
それでも、「とにかく軽いコードレス掃除機が欲しい」「ゴミ捨ての手間も減らしたい」「できるだけ予算を抑えたい」という人にとって、ST17はかなり特徴の分かりやすい一台です。
特に自動ゴミ回収ドック付きで1万円台後半程度という価格を考えると、軽量コードレス掃除機の選択肢として注目したいモデルです。
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